そんなには褒めないよ。映画評

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映画「アランフェスの麗しき日々」フランス語が理解できることが必須の映画だと思います

公式サイトに「盟友ペーター・ハントケの戯曲を映画化、『ベルリン・天使の詩』以来となる二人の5本目のコラボレーション。」とあるヴィム・ヴェンダース監督の最新作です。

最近の作品としては、かなりドラマくさい「誰のせいでもない」がほぼ1年前、そして、オムニバスに参加した「もしも建物が話せたら」、3Dの「Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」と見てきていますが、楽しんでいろいろな試みをやっている感じのヴィム・ヴェンダース監督です。

 

監督:ヴィム・ヴェンダース

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公式サイト

 

この「アランフェスの麗しき日々」は、会話劇と紹介されているものもありますが、会話劇というよりも、上に引用した画像の男女それぞれのモノローグ劇と言った方がより近い感じです。

 

フランス語が分かりませんので字幕で理解した範囲の話ですが、男(レダ・カテブ)と女(ソフィー・セミン)が語っている相手は、その場にいる相手である女あるいは男ではなく、自分自身であり、また観客です。

 

ところが、如何せんフランス語を理解しない者にとっては、字幕を読みその意味を咀嚼するだけで飽和状態になり、とても楽しむ余裕など生まれません(笑)。

 

おそらく、この映画は意味を理解しようとするのではなく、映像と音楽と、そして言葉を身体全体で感じて欲しいということなのでしょう。

 

フランス語が理解できることが必須の映画だと思います。残念ですね。

 

それにしても、冒頭、パリの街並みが何カットか映し出されますが、昼間なのに人っ子ひとり写り込んでいません。どうやって撮ったんでしょう?

 

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