そんなには褒めないよ。映画評

ミニシアター系映画レビュー*沈黙する言葉

映画タイトルの50音順メニュー作りました!

当サイトおすすめ映画直近の4作品

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汚れたダイヤモンド

監督:アルチュール・アラリ

(完全ネタバレ)ラスト10分のピエールの描き方が見事

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あさがくるまえに

監督:カテル・キレヴェレ

(ネタバレしても問題ない)のでよく知って見るべし。シンプルなのに情感豊か。

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ブランカとギター弾き

監督:長谷井宏紀

(ネタバレ)映画はシンプルなのに物語は深い

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残像

監督:アンジェイ・ワイダ

アンジェイ・ワイダ監督の遺作、心に残る映画です!

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最新記事

映画「神聖なる一族24人の娘たち」マリの女性たちの性と生、女性賛歌的でエロさはないよ

「ロシア西部のヴォルガ川流域に広がるマリ・エル共和国」

こういう知らない国や地域の名を聞きますと、え?どこどこと、即、グーグルマップを開きたくなりますし、どんな映画だろう?と興味をそそられます。

もっと南のコーカサス地方かと予想してマップを見たのですが、意外にもモスクワに結構近いんですね。と言っても、モスクワから東へ 600kmくらいの距離はあります。

 

監督:アレクセイ・フェドルチェンコ

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ロシアの少数民族で、独自の言語、文化、宗教を持つマリ人の女性たちの物語。四季の移り変わりによって様々に彩られる風景と、世俗的な近代性に染まることなく、独自のフォークロアの中に生きる女性たちの美しさを、まるで、印象派の巨匠ルノワールの絵画のように瑞々しく、鮮やかに描き出しつつ、どこにもない摩訶不思議な世界を作り上げた。(公式サイト

 

数えてはいませんが、タイトルに24人とありますので24人なんでしょう、「O(オー)」で始まる名前を持つ24人の女性たちの、何ていうんでしょう? 「性にまつわる」という表現が一番近いでしょうか、「セックス」そのものの場合もありますし、「生」きることでもありますし、「自然」とのつながりのようなこともありますし、そうした女性たちの生きざまが、神話的でもあり、また説話的でもある描き方で描かれていきます。

 

ラストに「世界に平和を!」のメッセージ的なカットがありましたが、確かに、女性の世界には戦争などあり得ないですね。

 

24の話は、それぞれ関連性はありませんし、ひとつひとつも掴みづらい内容のものもありますので、映画として面白いかというとやや厳しい面もありますが、画も美しいですし、女性が皆生き生きしていますし、捨てがたい映画です。

ひとつひとつの意味あいを知って見たほうが楽しめそうです。中には笑えるシーンもあるのですが、考えながら見ていて、笑いそこねてしまいました。

 

こういう映画を見ていますと、なんだ、生きるって単純なことだと思い知らされるんですが、一旦場内が明るくなってしまいますと、ああ、そうもいかないかと実に簡単に現実に引き戻されてしまうという…ことですね。

 

火の山のマリア(字幕版)

火の山のマリア(字幕版)