そんなには褒めないよ。映画評

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「ゴーン・ガール/デヴィッド・フィンチャー監督」こんな言い方をすると怒られそうですが、正直つまらなかったんです(笑)。で、こんな見方はどうでしょう?

ゴーン・ガール (字幕版)

ゴーン・ガール (字幕版)

徹底的にアメリカのもつ馬鹿さ加減を映画にしていますね。デヴィッド・フィンチャー監督ってこういう映画を撮る人でしたっけ?


映画『ゴーン・ガール』予告編


スキャンダルに群がり人の不幸までも食い物にするカメラやキャスター、そして大衆。ただ一方で、その大衆はボランティアで捜索に参加し、祈りの集いで涙を流す。まああくまでもアメリカ的と言うことで、日本でも程度の差こそあれ同じことではあります。

まだありました。いつもコーヒーを手にしてやってくる有能そうな刑事、そして雄弁な売れっ子弁護士。なのに二人とも何の結果も出せません。弁護士は元CIAの二人にエイミー(ロザムンド・パイク)を捜させますが、二人をスクリーンに登場させることもなく、全く足取りがつかめないと嘆きます。

これらは皮肉でなくて何なんでしょう? エイミーとニック(ベン・アフレック)にしてやられるアメリカ的なるもの。

そしてその二人こそが最もアメリカ的な仮面夫婦なのです。

って見方はどうでしょう?

こんな言い方をすると怒られそうですが、正直つまらなかったんです(笑)。

こんな話で引っ張りすぎでしょう、と一時間くらいで退屈したんです。だって、エイミーは出てくるに決まっていますし、誰も死んでもいませんし、なぜこんなことで大騒ぎをしているの?って。

でもまあ、映画に隙はないですし、ロザムンド・パイクの変わりようもうまい具合でしたし、ラスト近くのニックと妹マーゴ(キャリー・クーン)の意味ありげで不可解なシーンにおや?と思わされましたし、さほど不満はありません。

ところで、引用したトレーラーはどこで制作されたものなんでしょう? 公式サイトのものとは違いますね。歌詞を見ると暗示的なところもありますし、映像的にはあまりぴったり来ていませんし、ちょっと不思議な感じです。それに誰が歌っている「She」なんでしょう?