そんなには褒めないよ。映画評

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「マラヴィータ/リュック・ベッソン監督」サービス精神旺盛過ぎですが面白いです

とにかく面白いです。まあ、おちゃらけ系ではありますが、リュック・ベッソンらしい端折り方とこだわりのなさが楽しめます(笑)。

当然、突っ込みを入れようと思えばいくらでも入れられるわけですが、仮にそう思った人がいたとしても、多分、あまりの多さに途中で諦めるでしょう(笑)。

人が殺されたりするシーンへのこだわりのなさには感動さえします。フレッド・ブレイク(ロバート・デ・ニーロ)一家を監視しつつ守っているFBI捜査官2人の殺され方といったら、そのあっけなさに言葉も出ません。2人は、フレッドの妻マギー・ブレイク(ミシェル・ファイファー)とは、食べ物の差し入れを受けたり、冗談を交わしたりとかなり親しいわけで、後半まで登場シーンも結構多いのですが、その最期は、マフィアの襲撃を受け、ドア越しにズドンの一発です。

その代わりと言っちゃなんですが、主役級は相当しぶとく、というより、絶対に死ぬことはありません(笑)。

それにしても、リュック・ベッソン監督って、サービス精神旺盛(過ぎ)ですね。制作総指揮マーティン・スコセッシ、主演ロバート・デ・ニーロを迎えて、「グッドフェローズ」を劇中に使うという禁じ手までやってのけ、さらに、フランスやアメリカそれぞれの国民性や料理を取り上げて小ネタで皮肉るやら茶化すやら、まあやりたい放題気味でした。

ああ、そういえば、マリネやパスタの南欧系の料理だけはけなしていなかったような…。好みなんでしょうか?