そんなには褒めないよ。映画評

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「凶悪/白石和彌監督」キネ旬の星につられて見たものの…。コラッ!2

キネ旬の星につられて見た映画パート2です。批評家の名前は覚えていませんが、確か「今年のベストワン!」と…。

サスペンスものなのに眠くなります。

実際に起きたことをそのまま見せるだけで「凶悪」さは出ると思ったのか、展開が単調で、何を見せようとしているのかはっきりしません。作り手の顔が見えない映画です。

緊張感のつくり方もあまりうまいとは言えませんし、サスペンスものに必要な、次へ次へと引っ張っていくような展開も見られません。山田孝之の危うさやリリー・フランキーの怖さは結構いいのですが、うまく生かし切れていない感じです。

一貫して、事件を追う雑誌記者(山田孝之)の目線で撮っていけばいいような気がするのですが、途中から過去の事件そのものを描く視点に移っちゃっています。いや、違いますね、出だしも記者の目線で撮っているのではなく、過去の事件に興味を持ち始める記者を撮っているだけです。

やはり、この題材は、埋もれた事件を記者が掘り起こしていくところがキモだと思うんですが…。