そんなには褒めないよ。映画評

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ルドandクルシ、第9地区/最近のDVD

ラテン系ひとことで片付けてはいけませんが、まさしくラテン系です(笑)。

それにしてもこの軽快なテンポは、どんなに内容がつまらなくても(そんなことはないですよ)全く飽きません。面白いです。

機関銃から発射されるように皆が皆喋りまくります。スペイン語の語感から来るのでしょうか、言葉が映画のリズムを作っているような感じします。

ルドandクルシの兄弟がプロのサッカー選手として活躍(?)する話ですので、当然試合のシーンが結構あるのですが、ほとんどプレイのカットはなく、それでもなぜか試合の雰囲気が出ています。言葉のリズムと編集でしょうか、そのあたり結構うまいなあと思います。

それにしても、ガエルくんはこういうのがピッタリですね。お調子者のところも嫌みがありませんし、失恋して落ち込むところも、やや潤んだ目が同情を誘います。


くだらん映画でした。全体的に悪趣味です。

アパルトヘイトを宇宙人に置き換えているんでしょうが、もしアパルトヘイトに何らかコミットをするのなら、宇宙人に置き換える必要など全くなく、真正面から描けばいいと思います。

映像的にも、いろいろなプロットも、ほとんどパクリです。エヴァのようなやつも出てきますし、まあただひとつ救いは、主人公が情けないやつだということでしょうか。

ああ、でもやっぱりダメですね。その男が最後に宇宙人を救うためにヒーローになるんですからね。

B級ならB級らしく作らなくっちゃね。