「スウィート・シング」ネタバレレビュー・あらすじ:既視感はあるが気持ちが豊かになる映画、悲惨さを越えて。

「イン・ザ・スープ」のアレクサンダー・ロックウェル監督の25年ぶりの日本公開作品ということです。タイトルにはなにか引っかかるところがありますが多分見ていないです。それに、25年ぶりということは1996年になりますが、この映画の製作年は1992年になっ…

「ボクたちはみんな大人になれなかった」ネタバレレビュー・あらすじ:なれなかったのではなく、なりたくなかったボクたちの25年

ああ、これが2020年の日本なんだなあとつくづく感慨にふけざるを得ないような映画です。 ボクたちはみんな大人になれなかった / 監督:森義仁 残るのは虚しさだけ 佐藤、加藤に会う 佐藤、テレビ局の下請け仕事に就く 佐藤と加藤、ラブホテルへいく 普通が…

「ほんとうのピノッキオ」ネタバレレビュー・あらすじ:ダークファンタジーというよりもジェントリーファンタジー

マッテオ・ガローネ監督は、自然主義的な社会派ドラマとファンタジーものを交互に撮るつもりなんでしょうか。 「ゴモラ」「五日物語 3つの王国と3人の女」「ドッグマン」、そしてこの「ほんとうのピノッキオ」です。 ほんとうのピノッキオ / 監督:マッテ…

「ジョゼと虎と魚たち」(韓国版)ネタバレレビュー・あらすじ:ジョゼは自ら身を引いたのか、同情を突き放したのか

田辺聖子さんの原作も読んでいませんし、妻夫木聡さんと池脇千鶴さん主演の2003年の映画も見ておらず、昨年末に公開されたアニメ版はその存在すらも知らなかったという「ジョゼと虎と魚たち」初心者ですが、ざっとネット上の予告編やあらすじなどを読んでみ…

「モーリタニアン 黒塗りの記録」ネタバレレビュー・あらすじ:権力は真実を黒塗りにする。どの国でも、いつの時代でも。

2021年の今、アメリカが正義の国などと信じている人はいないと思いますが、少なくともこういう映画がつくられる国ではあります。 2011年のアメリカ同時多発テロをうけ、ブッシュ政権が、容疑者の名のもとに法にもとづかない方法によって多数のイスラムを長期…