「BOLT」ネタバレレビュー・あらすじ:失意と絶望に生きるしかないのか

林海象監督、私は「ZIPANG」以来です。 それはバブル真っ只中でした。「二十世紀少年読本」はノスタルジックでファンタジックでかつ切ない映画でした。バブルの浮かれた気分との裏腹さがとてもよかったと記憶しています。その後の「ZIPANG」はあまりいい印象…

「この世界に残されて」ネタバレレビュー・あらすじ:ホロコースト サバイバーの医師と少女、そして男と女

昨年2020年のアカデミー賞国際長編映画賞のショートリストに選出されたハンガリー映画です。結局ノミネートされなかったということで残念ですが、逆に言えばアカデミー好みじゃないいい映画ということでしょう(笑)。 この世界に残されて / 監督:バルナバ…

「記憶の技法」ネタバレレビュー・あらすじ:映画の技法を学ぶべき、記憶の技法は明らかにならず

「記憶の技法」という一風変わった言葉のつなぎに目がとまり、宣伝コピーの「孤高のカリスマ漫画家、吉野朔実作品の初映画化」で興味をそそられ、監督:池田千尋で見てみるかとなった映画です。 記憶の技法 / 監督:池田千尋 漫画は読みません(読めません…

「Swallow/スワロウ」ネタバレレビュー・あらすじ:フェミニズム、PTSD、そしてヒッチコック

すごいですね、この映画、まったく先が読めません。 で、終わってみれば、主人公ハンター(画像の女性)が「家」や「家族」という個人を抑圧する環境から自己を開放する物語でした。 タイトルの Swallow はこの映画ではツバメではありません。「飲み込む」「…

「パリのどこかで、あなたと」ネタバレレビュー・あらすじ:誰かとどこかでパ・ド・ドゥ

若干の親愛を込めて言えば、セドリック・クラピッシュ監督は寂しがり屋の甘えん坊ってことのようです。 「スパニッシュ・アパートメント」以降、前作の「おかえり、ブルゴーニュへ」まで数本は見ていますがそんな気がしてきました。ただし、それは特別なこと…