そんなには褒めないよ。映画評

映画を見てから読むブログ

「LBJ ケネディの意志を継いだ男」(ネタバレ)ジョンソンその人より「公民権法」がテーマでしょう

「スタンド・バイ・ミー」 のロブ・ライナー監督です。 と、いつまでも枕詞のように「スタンド・バイ・ミー」がついてしまいますが、1986年の映画ですから、もう32年前になります。 公式サイト / 監督:ロブ・ライナー 今あらためてその後の監督作品を見て…

「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」(ネタバレ)面白いです(笑)。

面白かったです。 ただ、「もっと音楽きかせろタコ!」とは思いましたが(笑)。 公式サイト / 監督:三木聡 正直、苦手なジャンルなんだけどなあと、やや引きつつ見に行ったのですが、冒頭の10分くらいで心配も吹っ飛びました。ただ逆に、大丈夫か!? こ…

「黙ってピアノを弾いてくれ」見ないとわからない、見てもわからない、聴くしかない。

タイトルの「黙ってピアノを弾いてくれ」や、さわりの紹介コピー「挑発的な言動、強烈すぎるキャラクター、そして唯一無二の音楽性で知られるピアニスト・作曲家、チリー・ゴンザレス」だけでも無茶苦茶そそられます。 公式サイト / 監督:フィリップ・ジェ…

「ホスティル HOSTILE」(ネタバレ)終末系ビジュアルの中で描かれる純愛もの、ただ既視感は強し

タイトルをちらっと見て「ホステル」? と、見てはいないのにタイトルだけ記憶しているホラー映画が浮かんだのですが、そうではなく「ホスティル」でした。「敵意のある」といった意味のようです。 伝染病(と公式サイトにはある)によりほとんどの人類が死…

「日日是好日」お茶を始めてみたくなる映画。ネタバレしていますが、それを知って楽しめない映画ではありません。

お茶を始める人が増えるかもしれませんね。 「お茶」そのものだけではなく、そのまわりに広がる時間と空間、そしてそれらを味わい楽しむこと、映画では茶事と言っていましたが、そうした一連のことが魅力的に感じられる映画です。 公式サイト / 監督:大森…

「運命は踊る」(ネタバレ)三幕の不条理劇を見るような映画。戦争は父権的なるものの究極。

「レバノン」が2009年のヴェネチアで金獅子賞を受賞したサミュエル・マオス監督の最新作、 この作品も昨年のヴェネチアで銀獅子賞(審査員グランプリ)を受賞しています。 8年ぶりの新作ということらしく、IMDb を見てみても、2013年にドキュメンタリーとシ…

「きみの鳥はうたえる」(ネタバレ)映画としてはまとまっているが、佐藤泰志っぽさが消えてしまった

え? こんなラストだった? と、原作を読み直してみましたら、やっぱり全く違っていました。 佐藤泰志さんの『きみの鳥はうたえる』の映画化です。「海炭市叙景」「そこのみにて光り輝く」「オーバー・フェンス」に続いて4本目ですが、佐藤泰志さんの小説は…

「かごの中の瞳」(ネタバレ)見えていなかったのはジーナ? それともジェームズ?

マーク・フォースター監督、見たのは「チョコレート」だけかと思っていましたが、あらためてウィキペディアを見ていましたら「マシンガン・プリーチャー」? あら? 見たような記憶が…とブログ内を検索してみましたら、ありました(笑)。ただ、読み返してみ…

「若い女」(曖昧なネタバレ)家なし、金なし、何も持たないポーラに未来はあるか?

昨年のカンヌでカメラドールを受賞しています。元々は新人監督賞といっていたようで、日本では河瀬直美監督が「萌の朱雀」で20年前に27歳で受賞しています。 こちらのレオノール・セライユ監督は、1986年生まれとありますので31歳くらいでの受賞です。映画の…