そんなには褒めないよ。映画評

ミニシアター系映画レビュー*沈黙する言葉

映画タイトルの50音順メニュー作りました!

おすすめ映画直近の4作品

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ナチュラル・ウーマン

監督:セバスティアン・レリオ

(ネタバレ)ロッカーの中にあったもの、それはマリーナがマリーナであるためのもの

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花咲くころ

監督:ナナ・エクフティミシュヴィリ、ジモン・グロス

(ほぼネタバレ)1992年トビリシ、14歳エカとナティアの二人は確かにその時そこで生きていたという映画

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ソニータ

監督:ロクサレ・ガエム・マガミ

(ネタバレ)ドキュメンタリーとしての問題提起も含めオススメです

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汚れたダイヤモンド

監督:アルチュール・アラリ

(完全ネタバレ)ラスト10分のピエールの描き方が見事

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最新記事

「嘆きのピエタ/キム・ギドク監督」ガンドはミソンを本当に母親だと信じたのだろうか…

もともとこういった傾向が強い監督ですが、あまりにもテーマを単純化し過ぎじゃないですかね…。

いろいろあって、ここひと月で2,3本しか見ていません。その1本。

まあ、映画もその時の精神状態で見え方が変わってしまいますので、何とも言えないのですが、最初の2,30分くらいしか集中力が持続しませんでした。

まず第一に気をそがれてしまったのは、ガンド(イ・ジョンジン)がミソン(チョ・ミンス)を母親と認識するまでの葛藤を全く描いていないところですね。30年(でしたっけ?)ですよ、30年もひとりで生きてきている人間が突然現れた人間をそう簡単には母親とは認められないでしょう。普通なら(というか、私なら)母親なんてものの概念そのものがないのではないかと思います。

血のつながりなんてものは観念です。親子関係の絶対的な観念、イエスとマリアってことなんでしょうか、それを前提にしての映画なんですから、こんなことを言ってもどうしようもないのですが、キム・ギドク監督、もう少し曖昧な、とらえどころのない人間関係のようなものを描いてきていたように思いますが…。

裏読みすれば、ミソンは復讐のために母親を名乗るわけですし、ガンドにしても本当に母親だと信じたのか、信じたい自分を納得させるために信じたのか分からないわけですから、私が読み取れないだけで、それが描かれているとしたら、それはそれ、すごい映画と言うことになります。