そんなには褒めないよ。映画評

ミニシアター系映画レビュー*沈黙する言葉

映画タイトルの50音順メニュー作りました!

おすすめ映画直近の4作品

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ナチュラル・ウーマン

監督:セバスティアン・レリオ

(ネタバレ)ロッカーの中にあったもの、それはマリーナがマリーナであるためのもの

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花咲くころ

監督:ナナ・エクフティミシュヴィリ、ジモン・グロス

(ほぼネタバレ)1992年トビリシ、14歳エカとナティアの二人は確かにその時そこで生きていたという映画

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ソニータ

監督:ロクサレ・ガエム・マガミ

(ネタバレ)ドキュメンタリーとしての問題提起も含めオススメです

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汚れたダイヤモンド

監督:アルチュール・アラリ

(完全ネタバレ)ラスト10分のピエールの描き方が見事

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最新記事

「ザ・フューチャー/ミランダ・ジュライ監督」才能豊かゆえの自家中毒におちいっていなければいいのですが…

前作「君とボクの虹色の世界」では、ソフィア・コッポラとともに、あるいは対比も含め、「ガーリー」などという言葉で紹介されていたように記憶しているミランダ・ジュライ監督の最新作、5、6年越しということになるのでしょうか。多才な人で、作家、ミュージシャン、パフォーマーでもあり、なかなか映画に絞りきれないのでしょうか、前作が良かっただけにもっと早く見たかったです。

監督であるとともに、本人が主役で出ているわけですから、相当にミランダ・ジュライ監督自身が反映されているとみるのが自然でしょう。本人39歳、ソフィー35歳、年齢も近いですし、「5年後には40歳」とソフィーに語らせているところをみますと、ある種、年齢からくる迷いのようなものがミランダ・ジュライ監督にあるのでしょう。

そのせいか「迷い」そのものがにじみ出ている映画です。

ただ、その「迷い」も個的なところから抜けきれず、あまり映画的とは言えません。強い共感を持つ層が一定程度いるとは思いますが、どうももうひとつ突き抜けておらず曖昧模糊としている感じです。

才能豊かゆえの自家中毒におちいっていなければいいのですが…。