そんなには褒めないよ。映画評

映画を見てから読むブログ

「十三人の刺客/三池崇史監督」を見て、ああ自分も日本人なんだと思ってしまった...

久しぶりに、というか、最後に見た時代劇は何だっただろうというくらい久しぶりに時代劇を見ました。

意外と面白かったです。

「ラスト50分の壮絶な」と宣伝されている戦闘シーンは、盛り上がりに欠けて、直ぐに飽きてしまいましたが、前半の割とオーソドックスな時代劇シーンが結構見られました。これは仇討ちではありませんが、忠臣蔵的な義のために命を賭けるみたいなところに感じたんでしょうか…。何だか自分がいやですねぇ…。

それに、時々ちらちらと顔を出す、おちゃらけのような、照れのようなところもいやでした。三池監督のセンスなんでしょうかね? この作品が初めてかと思ったら、「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」をあまりのつまらなさに早送りで見たようなうっすらした記憶がよみがえりました(笑)。

山猿のような(そうは見えませんが)キャラクターの伊勢谷友介岸部一徳の一連のシーン、あれはどんな意味があるんですかね、全く分かりません。岸部一徳を犯すことでおちゃらけにしようとしているのかもしれませんが、その前の女たちのシーンからして、あれはレイプでしょう。江戸時代の田舎はフリーセックスだったとでも言いたいんでしょうか。ああいうシーンは入れるなら入れるでもっと真っ正面から取り扱って欲しいですね。

その他、たとえば役所広司市村正親も殺陣が下手だなとかいろいろありますが、まあそこそこ見られる映画ではありました。