そんなには褒めないよ。映画評

ミニシアター系映画レビュー*沈黙する言葉

映画タイトルの50音順メニュー作りました!

おすすめ映画直近の4作品

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花咲くころ

監督:ナナ・エクフティミシュヴィリ、ジモン・グロス

(ほぼネタバレ)1992年トビリシ、14歳エカとナティアの二人は確かにその時そこで生きていたという映画

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ソニータ

監督:ロクサレ・ガエム・マガミ

(ネタバレ)ドキュメンタリーとしての問題提起も含めオススメです

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汚れたダイヤモンド

監督:アルチュール・アラリ

(完全ネタバレ)ラスト10分のピエールの描き方が見事

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あさがくるまえに

監督:カテル・キレヴェレ

(ネタバレしても問題ない)のでよく知って見るべし。シンプルなのに情感豊か。

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最新記事

「ケン・ローチ/エリックを探して」見つかったものは、大人のための勇気、そして友情?

劇場公開時、ケン・ローチ監督ゆえに興味は持っていたのですが、予告を幾度も見るにつけ、あまりのベタ(と思われたんですよ)さ加減に、結局見ずに終わってしまった映画です。

やはり、撮る人が撮ると違うんですね。うまいですね。結構引きつけられました。

まず、キャスティングがいいですね。本人役で出ているカントナはともかく、エリック役のスティーヴ・イヴェッツさんはとてもいい味出してます。人生にくたびれた感じはばっちりですし、かと言ってシリアスになりすぎず、ひょっとして奥が深いかもと思わせる部分もあったりして、なかなか魅力的な俳優さんです。

映画の展開としては、よくある夢に出てくる憧れのスター(エリック・カントナ)に後押しされて、主人公のエリックが自分を変えていこうと頑張ったりするわけですが、がんばり加減も度が過ぎず、たとえ勇気を振り絞って行動に出たりしても、当然スーパーマンのようにはいかず失敗したりと、そこらあたりのバランスがほどよいんですね。

ずっと労働者階級を撮り続けているケン・ローチ監督のまなざしの優しさでしょう。エリックの仲間たちの郵便局員たちもみな愛すべき人々です。イギリスの労働者階級の人たちが本当にああなのかは分かりませんが、ある意味うらやましいですね。

それにしても、サッカー、パブ、ビール、フィッシュ(じゃなくステーキでしたが)アンドチップス…、イギリスです。ビールはことのほかうまいです。

ところで、元妻リリーを演じているステファニー・ビショップさん、IMDbを見ても全く情報がないのですが、どういう俳優さんなんでしょう? 私には、ちょっとした表情とか、結構魅力的に見えたのですが…。