そんなには褒めないよ。映画評

ミニシアター系映画レビュー*沈黙する言葉

映画タイトルの50音順メニュー作りました!

当サイトおすすめ映画直近の4作品

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あさがくるまえに

監督:カテル・キレヴェレ

(ネタバレしても問題ない)のでよく知って見るべし。シンプルなのに情感豊か。

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ブランカとギター弾き

監督:長谷井宏紀

(ネタバレ)映画はシンプルなのに物語は深い

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残像

監督:アンジェイ・ワイダ

アンジェイ・ワイダ監督の遺作、心に残る映画です!

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午後8時の訪問者

監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ&リュック・ダルデンヌ

(ネタバレ)ダルデンヌ兄弟、相変わらず隙がなく完璧!

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最新記事

眠っているわけにはいかない「ゴダール・ソシアリスム」

催眠映画ではあるけれど、眠っているわけにはいかない。ジャン=リュック・ゴダール80歳の今がここにあるのだから。

80歳になった今でも、世界に対して心から怒り、そして絶望し、それでもなお語り続けることをやめようとしない姿勢こそが、ゴダールそのものだと言える。たとえ、エンドクレジットが「NO COMMENT」だとしても、それこそが語り続ける意思表示だ。


目の前に提示される映像や言葉や音(音楽も含む)は、引用されたものであったり、コラージュされたものであったりと、とにかく暗示に満ちており、とても一度見ただけでは理解出来ない。だが、大きな意味では、とても分かりやすい映画だ。非映画的なる100分、それは、ヨーロッパ、言い換えれば、西欧的なるものの「罪」だ。


見終えた今、公式サイトにストーリーなるメニューがあることに気づき読んでみる。が、う…ん、これを読んで、期待して出掛けるのは危険すぎるだろう。この映画はストーリー的なるものを完全に拒否しているし、さらに言えば、そういった映画に対して挑戦的ですらある。


眠くなったら眠る、むやみに意味を求めず、分からなかったら諦め、そもそも分かって欲しいと思っていないのだと考える。見終えて、やはり映画に必要なものは「怒り」なのだと感じる。強く、強く。それが私のゴダールだ。