そんなには褒めないよ。映画評

ミニシアター系映画レビュー*沈黙する言葉

映画タイトルの50音順メニュー作りました!

おすすめ映画直近の4作品

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ナチュラル・ウーマン

監督:セバスティアン・レリオ

(ネタバレ)ロッカーの中にあったもの、それはマリーナがマリーナであるためのもの

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花咲くころ

監督:ナナ・エクフティミシュヴィリ、ジモン・グロス

(ほぼネタバレ)1992年トビリシ、14歳エカとナティアの二人は確かにその時そこで生きていたという映画

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ソニータ

監督:ロクサレ・ガエム・マガミ

(ネタバレ)ドキュメンタリーとしての問題提起も含めオススメです

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汚れたダイヤモンド

監督:アルチュール・アラリ

(完全ネタバレ)ラスト10分のピエールの描き方が見事

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最新記事

ひとり日和/青山七恵

とても新鮮な感じで読んだ。主人公知寿のつぶやきのような文体が、村上春樹の説明過剰なワンパターン小説を読み続けている私には、すうーと心が晴れるように感じられた。

村上春樹など典型的だが、男の書く「女性」は、男の願望のような存在が多く、男の私でさえ、ちょっと違うんじゃないのと思うことが多いのだが、この小説の知寿と吟子さんは、男から見た女性でもなく、男から見られる女性でもない、知寿と吟子、二人の人間そのものがそこにいる感じがする。

こういう作品が「芥川賞」をとる、それでいいのだと私は思う。

芥川賞はなぜ村上春樹に与えられなかったか - 沈黙する言葉(旧)
芥川賞はなぜ村上春樹に与えられなかったのか」(市川真人)の分析は間違っている。と言うより、商業的批評過ぎる。村上春樹芥川賞をとれなかったことを、「アメリカ」や「父」などという視点で語るのは、穿ちすぎている。問題はもっと単純だと思う。村上春樹の作品は、芥川賞にふさわしくなかったのだ。