そんなには褒めないよ。映画評

ミニシアター系映画レビュー*沈黙する言葉

映画タイトルの50音順メニュー作りました!

当サイトおすすめ映画直近の4作品

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あさがくるまえに

監督:カテル・キレヴェレ

(ネタバレしても問題ない)のでよく知って見るべし。シンプルなのに情感豊か。

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ブランカとギター弾き

監督:長谷井宏紀

(ネタバレ)映画はシンプルなのに物語は深い

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残像

監督:アンジェイ・ワイダ

アンジェイ・ワイダ監督の遺作、心に残る映画です!

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午後8時の訪問者

監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ&リュック・ダルデンヌ

(ネタバレ)ダルデンヌ兄弟、相変わらず隙がなく完璧!

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最新記事

国境の南、太陽の西/村上春樹その後8

新しい年が村上春樹から始まってしまいました。

それにしても、タイトルのつけ方がうまい人です。ほめているわけではありません。タイトルからイメージされる(私がイメージする)ものと、内容が全く違うのに、何かしら(私は)惹かれるという意味です。

この「国境の南、太陽の西」というタイトルから、私がイメージするのは、メキシコ辺りのロードムービー的な話ですし、「ねじまき鳥クロニクル」にしても、時間軸の長い、言葉通り年代記的なものを期待します。でも、どちらも、それらに関する記述はあっても、内容を表したタイトルとは言えません。

「国境の南」は、ナット・キング・コールの歌から取っているらしく、その記述はもちろんありますし、「太陽の西」も、ヒステリアシベリアナ(この言葉は実際に使われているのかな?)を語る中で説明されてはいます。しかし、小説全体として、うまく心にストンと落ちるような感じはしません。あざとく狙っている感じがしてなりません。

これまでの「その後1〜」も含め、これだけ嫌いなら読まなければいいのにと、自分ながら思いますが、嫌いなのについつい手に取ってしまう何かがあるのでしょう。

で、「国境の南、太陽の西」、さして、これまでの作品と違ったところはありませんが、超常現象や非現実的な人や事柄を登場させない分、私は好感を持ちます。

それにしても、相当自分のことが好きな人です。ここまで作中の「僕」の人物像が同じってことは、ほぼ「僕」=村上春樹ってことで間違いないでしょう。この先読んでいって、果たして、「僕」以外の話はあるのでしょうかね?