そんなには褒めないよ。映画評

ミニシアター系映画レビュー*沈黙する言葉

映画タイトルの50音順メニュー作りました!

当サイトおすすめ映画直近の4作品

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あさがくるまえに

監督:カテル・キレヴェレ

(ネタバレしても問題ない)のでよく知って見るべし。シンプルなのに情感豊か。

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ブランカとギター弾き

監督:長谷井宏紀

(ネタバレ)映画はシンプルなのに物語は深い

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残像

監督:アンジェイ・ワイダ

アンジェイ・ワイダ監督の遺作、心に残る映画です!

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午後8時の訪問者

監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ&リュック・ダルデンヌ

(ネタバレ)ダルデンヌ兄弟、相変わらず隙がなく完璧!

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シルビアのいる街で

う〜ん、私には何ともあざとい映画にみえる。計算が過ぎている。「実験的」といった評価もあるようだが、私には空回りにみえる。

なぜそう感じるかは、たとえば、カメラワーク。

あるシーンでは、カメラは街角に固定されている。人々が行き交う。やがて主人公の男がホテルから出てくる。彼は、地図を片手に石畳を歩き、角を曲がり、フレームアウトしてしまう。カメラは、そのままじっと街角を撮り続ける。

退屈ではあっても、それはそれでいいとしよう。だが、次のシーンでは、男がカフェでシルビアを探すともなく、周りの女たちをデッサンしている、その様子を、男のバストショット、女たちのアップ、風に揺れる髪のスロー、カフェのガラス越しの女、ガラスに写る女などなど、様々なカットの切り返しで組み立てている。

さらに、シルビアらしき女を尾行するシーンでは、男目線のハンディ(かな?)っぽい揺れるカット、女越しに男が入るように前からのカット、そして固定カメラの街角のカットなどが、かなり無節操に切り替わっていく。

一体何を撮りたいのだ? ストーカー目線で女の後をつけるやや怪しい雰囲気で貫けばいいのではないか?

音楽ではなく、「音」で何かをしようとしている。石畳の足音、話し声、他に何があっただろう? いわゆる街角のノイズで何かをしようとしているのだが、私には分からない。意図的に入れられていることが気になって仕方がない。

固定カメラの街角のシーンでは、様々な人が行き交うのだが、その間合いが意図的でいやらしく感じられる。

何ともひどい感想になってしまった。