そんなには褒めないよ。映画評

映画を見てから読むブログ

「四月の永い夢」(ネタバレ)朝倉あきさんの映画ですね…。浴衣姿にドキッとします。

いい映画ですね。 特に何かが起きるわけでもなく、ひとりの女性の心の揺れのようなものがゆったりと流れていきます。 ただ何も起きないと言っても、いわゆる事件などのドラマチックな出来事が起きないだけで、その女性、滝本初海(朝倉あき)の心の中ではい…

「ビューティフル・デイ」(ネタバレ)音楽がうるさくて映画に集中できない、でも結果よかった?

もうこういう映画はいいよね。 と、思ったんですが、そんなことよりも、この映画、むちゃくちゃ音楽がうるさかったですね。 私だけですかね? ひょっとして、そのせいで映画に集中できず、もういいと思ったとか…? 音楽はジョニー・グリーンウッドさんで、あ…

「海を駆ける」ネタバレしようにも意味不明、ラウがじゃないよ。

一週間ほど前に見た映画ですが、あまりの散漫な終わり方に、そのまま感想も気分も散漫なまま放ってありました(笑)。 この映画を三段階に分けて語るとすると、序盤は面白く、中盤は飽きがきて、後半は意味不明というところでしょうか。あるいは撮影期間切れ…

「ファントム・スレッド」(ネタバレ)ダニエル・デイ=ルイスが映画のバランスを崩している

予告編の「男は女の完璧な身体を愛した」や「オートクチュールのドレスが導く禁断の愛の扉が開かれる」のダサい(ペコリ)コピーと奇妙な抑揚のナレーションに妙にハマり、劇場で予告編が流れる度にぐっと笑いをこらえてきた映画を、ついに見てきました(笑…

「男と女、モントーク岬で」(ネタバレ)男の感傷物語にみえて、実は女性(たち)の物語かも…。

男性監督作品であれ女性監督作品であれ、およそ恋愛映画の大半は男の妄想物語ときまっています(異論は認めません(笑))が、それでも中には、その妄想にしとやかな品位をもって女の存在感を示す映画もあるわけで、この「男と女、モントーク岬で」はその一…

「友罪」(ネタバレ)過去と現在、友情がなければ友罪は生まれない

意識しているわけではありませんが、このところなぜか瀬々敬久監督の映画を続けて見ています。「最低。」「8年越しの花嫁 奇跡の実話」、そしてこの「友罪」です。 それ以前には「ヘヴンズ ストーリー」を見ていますが、代表作と言われている「64」を見て…

「泳ぎすぎた夜」たからくんは、演技(非日常)と非演技(日常)のボーダーライン上にいるようだ

予告編の冒頭に引用されている谷川俊太郎さんのコメント 人間ももともとはけものと同じ生きものだった。言葉がないと、意味の仮面がはがれて、いのちのナマの姿が見えてくる。 が、この映画のある一面をとらえていると思います。 それは、逆にいえば、この映…

「ダリダ あまい囁き」男性との関係を軸にした伝記映画としかいいようがない。

ダリダ? ダリダ? ダリダって、だりだ? って、ことはありません(笑)。ちゃんと知っています。ただ、代表曲は何? ヒット曲は? と考えてもすぐには浮かんできません。 そんな人にはとてもいい映画です。 音楽がいっぱい使われていますし、ああそういう曲…

「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」(ネタバレ)子役ブルックリンさん(ちゃん)の行く末が気になる…

こういう映画を見て必ず思うことは、「この子の将来は大丈夫だろうか?」ということです。 この子というのは映画の中のムーニーではありません。ムーニーをやっている子役のブルックリン・キンバリー・プリンスさんのことで、こういう映画というのは、家庭環…